ざっくんのブログ

育児休業中の多動男性のブログ(男目線で気づいたことや日々の行動を綴ります)

多様性を持たせたイベントを開催する際の参考

IyoIdeason

多様性を持たせたイベントを開催する際の参考

イベント運営に関して(code for japan summit 2016の場合)

website

http://summit2016.code4japan.org/

テーマ

voyage

今年のテーマは『 Voyage (航海) 』 新たな仲間との出会い、新しい活動のスタート、知らない世界との交流、といった想いを込めています。 自分たちが住む地域の課題をテクノロジーを用いて解決する活動(シビックテック)は、 海外だけでなく日本各地でもおこなわれています。 Code for Japan Summitには全国のエンジニアやデザイナー、 行政職員、NPO関係者、研究者、学生、地域住民が集まります。 国内外の事例を学べるセッションや体験型のワークショップなど様々なプログラムが用意されています。 プログラムやアンカンファレンス、懇親会などを通じて、様々な人が繋がることで 新たな動きが生まれる契機となるイベントを目指しています。 海外や国内のゲストによるセッションやワークショップの他、 様々な活動のブースを用意して、皆さまのご来場をお待ちしております!

code for japanのアイコン

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summit 2016のキービジュアル

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プレイベント

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScneNk7N-L78hvPmOXmjzrk3AcYeZEBN9_jOkYRMzQo82Qr1g/viewform?c=0&w=1

前夜祭

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拡散、バズ

ハッシュタグ #cfjsummit
togetter http://togetter.com/li/1051116?page=2

グラフィック

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販売

スタッフ用Tシャツ(赤色)(1000円)

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参加者用販売Tシャツ(インディゴ)(1000円)

エコバッグ(1000円) パーカー(あったような気がする。1000円くらい?)

シール(あったような気がする。無料。)

名札

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イデアソンに関して

イデアソンの特徴

イノベーションとメンバーの多様性の関係

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出所:Fleming(2004:p22)

イデアソンの6つのポイント

  1. 正確な情報提供
    イデアソンの中で考えてほしい領域や方向性を提示。アイデア創出の幅を決める。
  2. ゴールの位置づけ
    出口戦略。土壌づくりなのか、アイデアの種を見つけるのか、チームビルディングまで含むのかなど。
  3. イデア創出手法の活用と組み合わせ
    様々な手法がある。目的によって使い分ける。
  4. フォローアップ
    実施後にどうするのか。
  5. 小さなゴール設定と発想転換
    長時間のイベントの中小さなゴールを設定する。緊張感とモチベーションの維持。
  6. 参加者の多様性と仲間意識
    様々な専門家と、「課題に対する当事者」の参加が絶対。
    また、アイスブレイク、自己紹介、お菓子、飴、会場装飾などで距離を縮める工夫を行う。

入口出口戦略、観点

入口

  • 大目的、意義、目指すべきところ
  • 今回の表の目的
  • 今回の裏の目的
  • 今回の達成目標、終わった時の状態
  • 次回以降の計画、展望
  • イデアの取り扱い
  • 参加者のフォロー(事前に前提知識の勉強会をやるかなど)
  • 開催日時、時間、場所、オープンorクローズ
  • 参加対象者
    • テーマへの関心の強さや理解の深さ
    • 多様性
    • 当事者性
  • インプットの濃淡
  • イデアの質と深さ
    イデアの質・深さ=テーマ設定×インプット×参加者の質×メソッドの構成

出口

  • モノ・サービス開発
    イデアソンでどこまで到達させるか、そのあとどうするか
  • アクションを引き出す
    参加者の行動喚起。実現に向けて動き出したくなるアイデアを引き出す。宣言してもらう。
  • チームビルディング
    • 当日その場でチームを作る
      メンバーの属性が偏らないように注意する。
    • 主催者がチームを決める
      メンバーの属性(所属、地位、年齢、性格など)を考慮。
    • チーム単位で申込させる
      イデアソン後もチーム単位で行動することを意識した手法。
    • イデアソン中にチームを再構成する
      イデア発散チーム→アイデア収束チームへの変更。
      出てきたアイデアの中で自分がどのアイデアにかかわりたいかなどでチームを組みなおすなど。

テーマをどこに置くのか

  • イデアの広がり
    • 海で楽しむアプリ
    • 海を楽しむアプリ
    • 子供と海辺を楽しむアプリ
    • シーズンオフの海辺で楽しむアプリ
  • イデアを遠くに飛ばす
    • 会議を早く終わらせる方法
    • 会議を劇的に早く終わらせる方法
    • ダイエットを続ける方法
    • 思わずダイエットを続けたくなる方法
    • 新しいプログラミング教育を考える
    • 10年後のプログラミング教育を考える
    • 農業の高収益化を実現するには
    • 農業の収益性を絶望的に悪化させるには

インプットについて

  • ちょうどいい状態:スピーカーが話し終わった直後に印象に残ったものを簡単にメモれる程度
  • 既成概念、ステレオタイプを壊すインプットがよい

参加者の多様性

  • 立場
  • 持っている専門性
  • 性別
  • 課題への近さ
  • 機能(デザイナ、マーケッター、エンジニアなど)
    いずれの場合も参加者には何かしらの当事者意識を持ってもらいたい。

コアな当事者

当事者とは

  • テーマに対して自身の日常の生活や仕事が直結している
  • イデアが実現したときに利益を享受できる立場にある
  • イデアの実現手段を持ち合わせている(スキル、金、人的ネットワークなど)

集客

テーマ

テーマだけで人を呼べるか?場合による。自分たちの関心ごとと世間の関心ごとが一致していない場合は難しい。例えば、インプットをするスピーカーが集客力を持つこともある。

規模

最低5人-最高120人(実績)。ただし人数よりも「多様性」があることの方が重要。

集客媒体

知りたい人に、届けたい人に届くのか?

  • website-Webフォーム、メール
  • チラシ-FAX申し込み
  • SNS-告知サイトへのリンク
  • イベント告知サイト(Peatix,Doorkeeper,connpassなど)
  • 直接呼びかける
  • 口コミ
  • ハブとなる人を見つけてその人に口コミで依頼してもらう(人脈を持っている人)
  • 届けたい対象によって告知文を変えてもよい
    申込者には開催直前にリマインドメールを送る。忘れてることがある。

開催目的、領域の例

  • 新規事業創出
  • スタートアップ
  • 地域活性化
  • 地域問題、社会問題解決
  • 教育、人材育成
  • エコシステム創出
  • オープンデータ活用 など